ヤンニョムジャンを使ってキムチ鍋を作ろう

日本酒を使い、昆布で天然の出汁を取りましょう。

鍋に水を張り、適量の日本酒も加えます。日本酒を入れる理由は、酒の旨味を加えるとともに、鍋の具材の出汁を効果的に取るためです。効果はてきめんです。水を使わずに酒のみでもいいくらいです。ワインやビールを使う方法もありますが、その味が鍋の美味しさの邪魔をすることがあります。最適なものは、純米清酒です。

そして、昆布を数枚入れて火をつけ、昆布の出汁を取ります。
酒を入れていることもあり、濃厚な昆布の旨味が出てきます。これが鍋の味を下支えする基本の味となります。 かつおや煮干しなどの強い風味の出汁素材は必要ありません。

肉や魚等のメインの具材を入れましょう。

お好みのメイン魚介や肉を入れてください。
魚貝なら、タラ、ぶり、アンコウ、牡蠣、貝類、カニ、タコ、イカ等、何でも美味しく頂けます。 肉なら、鶏肉、豚肉が向いています。

まず、水と酒で煮てください。火をつけるとアクが出てきます。アクは肉や魚の血液などが熱で固まって出るもので、これはお玉などで取り除いてください。 アクが出終わり沸騰してきたら、他の素材を入れます。昆布は入れたままで大丈夫です。 野菜類、キノコ類、豆腐、こんにゃく、白滝等、お好みの材料を入れて煮ます。 数分煮て、野菜も柔らかくなったら、いったん火を止めましょう。

ヤンニョムジャンの出番となります。お好みのヤンニョムジャン、タレを入れます。

お奨めは、濃い味好みなら、スーパーヤンニョムジャン。 辛さを強調したいのなら、ヤンニョムジャン。 食べやすい辛味が欲しいなら、マイルドヤンニョムジャンがお奨めです。

ヤンニョムジャンは、味を見ながら少しずつ入れて行ってください。 「よし、これでいい」という時点で、味は決まりです。

市販の添加物入りのキムチ鍋の素と比べて、あまりの味のレベルの違いに驚かれると思います。 これが本来の、チゲ、キムチ鍋の味なのです。